我が子を護るのは、飼い主の義務です・・・・家族で話し合いをしておきましょう
長野県も梅雨入りになりました。水害や土砂災害に注意する季節を迎えた事にもなります。
既に九州南部は水害が発生しています。ペットを飼養されているご家族様・・・同行避難
の計画をしっかりとしておきましょう。
●避難所へのペット同行について
長野市では災害が起きた際、避難所にペットを連れて避難してよいことになっています。
しかし、避難してきた方が動物アレルギーである場合や動物が苦手な場合があるため、
住居スペースとは別にペット用のスペースが確保されます。ペット用スペースは避難所
施設の規模や避難状況によって異なりますので避難所内のルールに従い、飼い主の責任
で管理する必要があります。
避難所でペットの管理を適切に行うためにも普段からの備えが大切になります。
●どこに避難する?
災害発生時にペットを連れてどこに避難するか。避難する場所やルートを確認しておき
ましょう。また、被災時に親戚や知人などペットを一時的に預かってくれる人を探して
おくことも大切です。
●ペットのための防災用品を!
避難先に連れて行くペットの食べ物、水、シーツ、ケージ(クレート)や服用している
薬などを普段から準備しておきましょう。特に災害発生直後は物資なども手に入りづらく
なる場合があり、消耗品は5日分は準備しておきましょう。
- 飼養管理する道具(首輪、リード、クレート、キャリーケース、ケージ等)
- 水とペットフード(5日分)
- ペットシーツ(5日分)
- 普段から服用している薬(5日分)
- 飼育手帳等ペットの情報がわかるもの
- 普段の飼養管理が大切
- 所有の明示
- 誰のペットかわかるよう飼い主の名前と連絡先を書いた迷子札を装着する。犬であれば鑑札や
- 狂犬病予防注射済票を装着することが大切です。また、首輪等が外れてしまったときのために
- マイクロチップの装着も検討しましょう。緊急時に行方不明になっても飼い主の元に戻ってくる可能性が高まります。
- ●健康管理
- 定期的に健康診断を行いペットの健康状態を把握しておくことが大切です。特に感染症の
- 予防ワクチンの接種は避難所等で他の家のペットと同じ空間で過ごす可能性があるためとても大切です。
- しつけをしましょう
- 避難したペットはいつもとは異なる環境で過ごすことになり、興奮することがあります。
- ケージやクレートの中に入る練習や知らない人がいてもおとなしくしていられるよう慣らしておきましょう。
- 被災ペットの一時預かりについて
- 災害が発生し一時的にペットの飼育が難しくなった場合にはボランティアや保健所で一時的にペットを預かります。
- 希望する飼い主の方はご相談ください。
- (注意)被災ペット以外の一時預かりは行いません。