人も動物も自然との闘いと共存を考えて・・・・アプリシエイション

 

 

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渡り鳥マガモが紅葉した水面を群で泳いでいます。遠く中国北部やロシアから越冬のため

やってきているのでしょう。ただ怖いのは今年も何件か発生している鳥インフルエンザです。

隣県の新潟県でも大変な鳥インフルエンザが発生して数万羽の命をなくしています

これにより卵の高騰になる一因ともなっています

 

 

先月末、秋田県で飼い犬がクマに襲われる事態までが起きている。今年10月30日秋田県

大館市で、クマに襲われ変わり果てた姿になった愛犬を、飼い主の男性が自宅敷地内で

発見した。すでに死んでおり、内臓がすべて食べられていたという。飼い主はクマに

対しての憤りを隠せないいっぽうで、「こんなことが起きるなんて前代未聞。次は自分

かもしれない」という恐怖心もあると明かす。

そして再び

11日午前、秋田市下北手寒川の住宅敷地で、4歳の雌の柴犬がクマに襲われ連れ去られました。

飼い主が爆竹を鳴らそうとした際、クマが犬小屋ごと引きずって移動したといいます。

犬は鎖でつながれており、逃げられなかった可能性があります。周辺は田んぼに囲まれ、

近くでは子グマの目撃もありました。猟友会が捜索し、午後には犬の首輪が発見されまし

たが、犬とクマの行方は不明です。秋田県では先月も大館市で柴犬が襲われる事件が起きています。

クマが出没している地域での、犬の外飼いについて考えましょう。

秋田県で、再び柴犬がクマに襲われるという痛ましい事件が起きました。愛犬を失った

飼い主の恐怖と無力感は、言葉にできません。今回も外で飼われていた犬が鎖につながれ

ていたため、逃げることができなかったとみられます。

これまで「外飼い」で問題がなかった地域でも、今やその常識は通用しなくなっています。

山の木の実の不作や環境の変化により、クマが人里に出没する頻度が増えているのです。

犬を外で飼うことは、いまやクマに命を狙われる危険を伴います。クマが冬眠期を迎える

までの今こそ、犬を室内に入れてあげてください。地域によっては「犬を家に入れる」

ことに抵抗があるかもしれませんが、愛犬の命を守るためです。玄関先でも構いません。

クマの出没が落ち着けば、また外で過ごさせてあげられるでしょう。

愛犬を家族の一員として守るために、飼い主は「もう大丈夫」という油断を捨てなければなりません。

いまのクマは犬を襲うことがある現実を受け止めてください。偶然ではありません。

行政や自治体も、個人任せにせず、クマの出没情報を即時に共有する体制を整えることが

求められます。二度と同じ悲劇を繰り返さないために、社会全体で危機意識を高める必要があります。