狂犬病で世界では5万人の命と十数万の病死が報告されています。

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雨と梅の花・・北信地区の春らしい景色がみえています。

 

 

狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれた

り、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極め て稀ではあるが、濃厚なウイ

ルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。狂犬病は4 類感染症全

数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に保健所に届け出る必要がある

(註:その後、2003年11月施行の感染症法一部改正によ り、直ちに届け出ることとなった)。

狂犬病は、犬あるいは動物だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病す

ると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性

の人獣共通感染症です。本病は、約4,000年前から人類に知られていましたが、高度な医療

が確立した現在も、世界では毎年約50,000の人と十数万の動物が発病死していると推定さ

れています。

 

飼い主には狂犬病予防法により生後91日齢以上の飼い犬の登録(生涯に1回)と年1回の

狂犬病予防注射を行うことが義務付けられています。

飼い犬に毎年1回狂犬病予防注射を接種させることが必要です。お近くの動物病院か、

市内を巡回する狂犬病予防注射集合会場をご利用ください。

長野県獣医師会長野支部所属の市内開業動物病院もしくは集合注射会場で予防注射を実施

するとその年度の狂犬病予防注射済票が交付されますので、必ず飼い犬の首輪等に装着し

てください。(注射済票の装着は、狂犬病予防法により義務付けられています。)

また、長野県獣医師会長野支部所属の動物病院以外で狂犬病予防注射を実施した場合は、

動物病院で発行される狂犬病予防注射実施証明書等をご持参のうえ、長野市保健所動物愛

護センターで狂犬病予防注射済票の交付を受けてください。

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期日までに提出されないと、イエロ-カ-ドが届きます。飼い主の住所が登録住所と

代わっている場合等必ず登録も変えておきましょう。

犬が病気などで注射を受けられない場合や、犬の体調に不安がある

場合は、6月30日までに動物病院へ相談してください。

予防接種してないとドッグランなどを利用する事ができません。