人獣共通感染症は~予防~ お互いの為に・・・アプリシエイション
今朝方は大きな雪が降って来てびっくり・・・そんなに積もる事はありませんでしたが・・
国立感染症研究所で今年、STSSの流行について発表されています。
同時に人獣感染についても・・・ペットが危険という事ではありませんが、予防を
しっかりとすることが感染症をお互いに防ぐことに・・・
劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の流行が
今年に入って1~2月の間に日本で「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」感染例が計378件報告された。致死率30㌫であり47都道府県のうち2県を除いたすべての
自治体で感染が確認されたという。
STSSは化膿性レンサ球菌というバクテリアによって感染し、レンサ菌は飛沫や身体接
触、手足の傷などを通して伝播する。
感染者は高熱・咽喉痛、目の充血のほか、下痢および筋肉痛などを訴えて一部は意識障害が
生じることもある。伝染性が強い疾患で、致死率は最大30%に達するという。昨年7月か
ら12月までSTSSと診断された50歳未満の患者65人のうち21人が死亡した。
国立感染症研究所(NIID)はただし、「劇症型(深刻で急激)のレンサ球菌のメカニズ
ムはまだ不明な要因が多く、これを説明できる段階ではない」と明らかにした。 一部の専
門家は新型コロナウイルス(新型肺炎)の危険性が一般インフルエンザ水準まで低くなって
防疫警戒心が薄れた日本でSTSS患者が急増したとみている。NIIDの予想値を見る
と、今年日本国内のSTSS感染者数は記録を更新するとみられる。
人獣共通感染症 国立感染症研究所
同一の病原体により、ヒトとヒト以外の脊椎動物の双方が罹患する感染症です。
主に以下のような疾患が含まれます。
- Bウイルス病 Q熱 アニサキス症 ウエストナイル熱 エキノコックス症 黄熱
- オウム病 回帰熱 カンピロバクター感染症 狂犬病 クリプトスポリジウム症
- クリミア・コンゴ出血熱 腎症候性出血熱 ダニ媒介性脳炎 ツツガ虫病 トキソプラズマ症
- 鳥インフルエンザ ニパウイルス感染症 日本紅斑熱 日本脳炎 ハンタウイルス肺症候群(HPS)
- ヒストプラスマ症 ブタ連鎖球菌感染症 ブルセラ症 ペスト
- マールブルグ病 幼虫移行症 ライム病 ラッサ熱 リステリア・モノサイトゲネス感染症
- レプトスピラ症