神社の狛犬ってとてもワンちゃんには見えませんが・・・2礼 2拍手 一礼

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今年の初詣は雪も無く皆様された事と思います。

神社の左右に石で作られた狛犬とよばれるものがありますが・・・犬とよばれていても

ワンちゃんではありません。

 

今日は猫ちゃん達のご葬儀が続く中で・・・狛犬のお話し

 

神社の参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様が通る道とされているため、参拝の際は
中央を避けて端を歩くのがよいでしょう。
 
正中を横切る場合は、横切りながら会釈するか、立ち止まったうえで社殿などに向かって礼をすると
よいでしょう。
 
また、鳥居に入るときは、鳥居の真ん中より右側で一礼した人は右足から、左側からの人は左足から
入ります。これは参道の真ん中(=正中)に一歩目でお尻を向けない、出した足で真ん中方向を蹴ら
ないようにするためです。
 
拝殿でお参りするときは中央に立ってもかまいません。

狛犬の伝来

神社境内のことを語るとき、鳥居と並んでまず思い浮かぶほど、狛犬は神社にとって一般

的なものとなっています。

狛犬は邪気を祓い、神前守護の意味を持つとされています。
犬といっても獅子と獅子形の架空の像とされ、起源はエジプトやインドと言われています。

一説には、シルクロードを通り、中国から朝鮮半島の高麗を経て日本に伝わったため、

「高麗犬(こまいぬ)」と呼ばれるようになったと言われます。狛犬は神社にあるのが一般

的ですが、寺院でも稀に置かれることがあります。

 

神社によっては狛犬ではなく、狐や牛などの場合もあります。
狐は稲荷神社、牛は天満宮に見られ、共にお祀りされている神さまの神使(しんし)である

とされています。
神使は動物や魚などさまざまで、動物が神意を伝えるという話は、『古事記』や『日本書

紀』に見られます。特別の存在である神の使いは、御祭神となんらかの縁故にて繋がって

いるのです。また、狛犬の表情は神社、あるいは地域によって実に多様です。
各地の神社を訪れた際に、いろいろな表情をした狛犬を眺めることも、おまいりをする

楽しみのひとつになるのではないでしょうか。

本来は、”右に置かれているのは「獅子」で、左に置かれているのは「狛犬」”という区別

があったからです。 今では、二頭まとめて「狛犬」と呼ぶのが一般的になっています

が、実は違う動物なのです。