お盆にはあの子達を想い出してあげましょう・・・・アプリシエイション
お盆の花・・・盆花を代表する「ミソハギ」
お盆の頃には少しだけ秋を感じる風があるのですが・・・今年は朝から暑くなり
夜になっても涼しくならない今年・・・盆踊りに参加する人は熱中症に厳重注意で・・
例年仕事の前に朝、お墓二個所に花を持って行ってたいるのですが、やはり今年は
午後の暑さを考慮されているのか、例年になく朝から来られる方が多くてびっくり
しました。
ご先祖様に感謝のお盆さんです。
感謝の苑にも逢いに来られる御家族様もいらっしゃって、先月20歳のルイちゃんのご家族様
逢いに来たからと事業所にお立ちよりいただきました。感謝ですね
「千屈菜」の名で知られる下痢止めの生薬
日本では古来より伝統行事が大切にされてきましたが、昨今は季節との結びつきが薄くなっているようです。
しかし、お盆(盂蘭盆会)の行事だけは昔と変わることなく月遅れの旧暦に近い日に行われています。
お盆の時期に仏前に欠かせないのが、盆花または精霊花です。
植物学者の丸山利夫先生は、お盆の仏前に供える花の条件を次のように挙げています。
こうした条件においてミソハギは盆花にふさわしいといえます。ただ、近年はミソハギを目にする機会が
減っており、盆花として飾られることも少なくなっています。また、昨今は栽培品が主流となり、野生種
を主とした盆花の地位が落ちているようです。
ミソハギはミソハギ科の多年草で、本州以南のやや湿った場所に広く自生します。高さは1m前後、茎は
地下茎から直立分枝し、細長い葉はほとんど葉柄がなく、対生しており、尖った披針形で基部が狭くなって
います。夏の頃、葉腋に小さく短い集散花序をつけ、紅紫色の小花をつけます。ミソハギの仲間の
エゾミソハギは、茎、葉ともに細く、細毛が密生しているので区別できます。
1 野生の草本が多い
2 お盆の頃に咲き、色が鮮やかである
3 比較的咲いている時期が長い
みそはぎや 水につければ 風の吹く 小林一茶
牧野富太郎博士は植物名について、「ミソハギは禊萩の略であると言われ、溝に生えるハギ、即ち溝萩
とするのは誤りである。漢名は千屈菜」と述べています。ただ、植物名については諸説あり、一般に広く
伝わっているのは、お盆の精霊祭に用いることから「禊萩」の略で、「みそぎ萩」がミソハギになったという説です。
あるいは、水辺に生えた花が萩に似ていることから「ミズハギ」が転じてミソハギになったと
いう説もあります