門松が見えると正月も近いなと感じます・・・・アプリシエイション

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南天は、「難を転じて福となす」という縁起木。
江戸時代には、病気が全快した時に「難を転じて助かった」と
幸運の印として南天の葉を赤飯の上に表向きに添えられていた。
逆の場合は、裏向きにして不幸にならないように願ったと伝えられている

 

クリスマスも終わると次はお正月です。

各神社や家庭、そして寺院でも門松や注連縄が目に付く季節となりました。

年神様が見つけやすいように玄関などに飾るのが昔からの習わしのようですが・・

伝統仏教寺院で飾らないのは、浄土真宗は飾りません。また新宗教でも飾らないようです。

ただそれは、各個人の自由だそうですが・・・

「門松は玄関の門の前に飾るのが正式です。外からの邪気や魔を防ぎ、年神様が降りて

くるにふさわしい家の状態をつくるためなので、外と内を隔てる境界の部分に飾ります。

方角に決まりはなく、家の外に向けて正面に飾ります。最近では、小さいサイズの門松を

玄関内に飾るケースもあるようですが、家の中ではなく、外に飾るのが基本です。

飾る時期は『正月事始め』の12月13日から12月28日までの間に飾るのが好ましいで

す。12月29日は『二重苦』と読めるため、また、31日は年神様を迎えるにあたり、

一夜だけ飾る『一夜飾り』となって、葬式を連想させるため、さらに30日は旧暦の

大みそかで、やはり、『一夜飾り』となるため、いずれも好ましくありません」

現在の門松は主に松と竹、そして、梅からできています。松は『神様が宿る木』であると

考えられていること、竹は長寿を願うものとして縁起がよいこと、梅は春に先駆けて、

『初めに咲く花』であり、紅白でおめでたい意味があることから、年神様を迎えるのに

ふさわしいとされているためです」