野沢温泉村の湯けむりに送られて・・・・アプリシエイション
ご自宅の庭から見える“麻釜”から湯けむりが昇っていました。
そこで住民の方が温泉を使って茹でているようでした。
曇り空の中下高井郡野沢温泉村豊郷にお邪魔しました。
温泉街を通っていくと週末でもあり浴衣姿のお客様が朝の散策、外湯めぐりをしています。
そして火葬でもご利用いただく桐屋旅館(猫好きファンの人気宿)の前を通り老舗の住吉屋
の前を通り急坂を登って到着・・・
ウエルッシユコ-ギ-の「菜々ちゃん」は、13歳になる女の子でした。既にお婆様に
抱かれて外に出ていらっしゃいました。申込書にお名前を書いて頂き、名前を確認すると
野沢菜の菜々なんですと・・・
そして火葬炉に寝かしていただきセレモニ-・・・お孫さん達も参列されて6人での見送り
となりました。長い間病魔と闘いながら頑張って来ました。そして昨日、お婆様に腕の中で
眠るように苦しむことなく静かな時を迎えました。
ご自宅からは、野沢温泉村を一望、そしてその向こうには斑尾山が見えて・・・
この子は、いつもここに出てその風景を眺めていました。
そして、その風景を見ながら虹の橋へと駆けあがっていきました。(自然死・ご紹介)