川岸の向こう側にあの子の姿が見えますか・・・アプリシエイション
私も今日は墓参りをしました。子供を授からなかった叔父叔母の墓参り・・・・・
時間をとっては春彼岸・お盆・秋彼岸にはずっと続けています。寺の入口の古木の桜を
見上げると例年以上に蕾が大きくなっている気がしました。あちこちから桜の開花が聞
こえてきているだけに今年はこの辺も早い開花になるのでしょうか。
春のお彼岸は春分の日(3月20日)と前後3日間、合計7日間をお彼岸の期間とされてい
ます。2021年の今日17日が彼岸入り、23日が彼岸明けとなります。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟
んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ
行くことが出来ると考えられていたのです
お彼岸は、自然やご先祖様に感謝を捧げる仏教の伝統行事です。ただし、お彼岸にお墓参
りに行くのは日本独自の文化です。春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」
生命は必ず死を迎えます。そしてその時、葬儀をしてあげました。二度の死が有ると言われています。
これは生物としての形が見れなくなってしまった別れでした。
これがあの子の一度目の死となりました。そして二度目の死が来るのは、あの子の事を
家族が忘れ去ってしまったときです。二度目の死を迎えないためにも、ご先祖さまや
あの子の事をいつまでも思い出してあげることです。そんな機会になるのが、お彼岸でも
あります。
お彼岸を迎えるには次のような準備をします
●お仏壇、仏具の掃除
●お墓の掃除
●供花やお供え
果物・菓子などの他、精進料理をお供えする
・春は牡丹の花にちなんで牡丹餅と言います。なぜかスーパ-にはおはぎも並んでいますね。
・秋は萩の花にちなんでおはぎと言います。