季節の変わり目は特に気を付けて見守って・・・アプリシエイション

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3月も半ばとなりました。17日は春の彼岸入りです。寒い寒いと過ごした冬の終わり

本来のこんな時期は夢に向かって毎日がワクワクする時期ですが・・・今日も長野市内で

新型コロナウイルス感染者の発表があり不安が優先でお祝い事もできませんね。

個人的にも毎月友人たちとの宴席も一年近く開催される事がありません。

葬儀で連れて来られる子達のお迎えする祭壇も春向きになりました。

季節の変わり目・・・人もペット達も気を付けなければならない季節でもあります。

 

なぜ犬は季節の変わり目に体調を崩しやすいの?

季節の変わり目は犬の具合が悪くなりやすい?その理由は?

獣医師)犬は恒温動物なので、温度や湿度、気圧などに関係なく、自分の体温や血圧など

を維持しなければならず、気温などの変化に対応して体を維持しています。 環境の変化が大きいほど、体が対応する力が必要になりますが、このとき働くのが自律神経です。自

律神経の働きの弱い犬や子犬、老犬は、季節の変わり目に体が対応できなくて体調不良を

起こしやすいといわれています。 また、自律神経の不調というよりは、環境の変化を敏

感に感じるデリケートなコもいます。 環境が一定であれば、体は同じ調子で動けばよい

ですが、大きな変化は体にストレスがかかってしまうのです。

犬にどんな体調不良が起こるの?

季節の変わり目は犬の具合が悪くなりやすい?その理由は?

獣医師)そのコによって違います。持病があればその症状が出やすいですが、食欲不振や

咳、疲れ、関節や腰の痛み、てんかんが多いと思います。 また、日本には四季がありま

すが、暑さや寒さなど苦手な時期もそのコによって違います。

季節の変化に対して気をつけておくことは?

一緒に生活する家族の気持ちも犬の体やストレスに影響を与えるので、余裕をもった

生活を心掛けましょう。

獣医師)愛犬の苦手な時期を記録しておくと、翌年に心構えや準備をしやすいです。

 例えば、室温に気をつけるのか、湿度の管理を重視するのかなどです。気圧の変化はど

うしようもないですが、持病が悪化したときに使う常備薬を用意しておいたり、無理な

行事はさけるなど、体へのダメージを最小限にとどめましょう。 病気でなくとも愛犬の

体質で弱い部分があれば、フードやサプリメント、漢方薬でケアできるとよいかもしれま

せん。

体調を崩しやすいシニア犬や体力のない犬への対策は?

季節の変わり目は犬の具合が悪くなりやすい?その理由は?

 

獣医師)体力のない犬は、ほんのわずかな変化でも大病や臓器の不調につながりやすいで

す。高齢になるほどドミノ倒しのようにどこもかしこも具合が悪くなることもあります。

愛犬の異変に気がついたら早めに受診することと常備薬を持っておくことが大切です。

かかりつけ医の休診日に具合が悪くなることもあるので、緊急対応が可能な動物病院

を探しておくことをおすすめします。  季節の変わり目は愛犬の異変に早く気がつける

ように様子を観察することを心がけましょう!