ペットと程よい距離で飼うことが大切です・・・ペットロスにならないために
昨日ご葬儀でお送りしたフレンチブルドッグの「まっくすちゃん」の樹下埋葬を行いました。
たくさんの眠っている子達に出迎えられていることでしょう。
ご家族様と立ち会っていると耳にするのが、「ペットを飼うのは大好きだけど、これが
(死別)あるから・・」と言われます。その方は比較的ペットロスにはならないでしょう。
それは、ペットは自分より先に死ぬものだと自覚ができている。
それでも自分の子供になっているので無意識裏に長く生きると思っている方、ペットに
依存しすぎてしまう方はペットロスになりやすくなっています。
飼い主とペットの分離の原因も大きく影響してきます。
弊社の申込書に、死因の欄がございます。それは今日、ご家族様がどんな別れになるか
そのフォロ-も出来る限りさせていただきたいと思っているからです。
●自然死 病死 老齢加齢死
・病死 病院に通院しながら治療を続けていたけれど
・老齢加齢死 種別でそれ相応の年齢に達していた子でご家族様も納得できている
◇ ご家族様が自宅で看取れなかった時、入院先の病院からの訃報が来た時は注意
●事故死
・車による交通事故や誤って転落してしまった、川や池で溺れた、熱中症など予期せぬ
突然の分離
◇飼い主の管理責任を果たせなかった事での後悔があり要注意となる
●尊厳死
・ペットが助かる見込みがなく、その死が追っているとき、もっぱら死期を引き延ばす
為の医療は行わず自然死に任せる。痛く苦痛になっている時は、痛みの緩和措置優先
心肺機能が停止した時、心肺蘇生処置を行わず厳かな死を迎えさせてやる。
◇分離する準備期間があり覚悟をして看取れる
●安楽死
・助かる見込みが無い、耐えがたい肉体的苦痛がある、苦痛の緩和を目的とする、
家族飼い主の明瞭な意思表示がある、獣医師からの提言
この条件が安らかに眠る最後の治療として倫理的であり動物愛護の観点からも妥当
なものとして容認される
◇準備期間、明確な意思をもっている事から立ち直る事が比較的早く後悔も無い
※老齢になると夜鳴き、排便など色々な悩みが出てきます。だから・・・と
処置をするのは倫理的かどうか私は解りません。
●他殺
・当社でも年に一件ほどありますが、殆ど小型犬が大型犬にかみ殺されたという
事例です。家の中に解き放された狩猟犬が小型犬を2頭かみ殺した事件、
散歩をしている途中にリードを切ってきた犬に襲われ殺された事件など・・
犬はあくまでも祖先は狼であることを理解していなければなりません。
人間が動物を殺す事もニュースで聞きます。これは動物愛護法で罰せられます。
殺傷した場合の罰則の上限が、懲役5年または罰金500万円、
虐待や遺棄をした場合の罰則が、懲役1年または罰金100万円になります。
◇準備期間が無く恨みも加わりペットロスになりやすい
大型犬のこんな飼い方は危険です。