舞い落ちる白い雪が見送りのお花弁のように・・・・アプリシエイション
冬らしい一日になりました。朝、事務所をでて篠ノ井に向かいましたが今日の雪は犀川の
南の方が多く積もっていました。
玄関先に植栽されている南天の赤い実と白い雪のコントラストは今年初めてです。
長野市篠ノ井布施五明のトンキニ-ズの男の子「紫苑(しおん)ちゃん」は、13歳7か月の
男の子・・・独特の毛並みの子をお母様が抱いてこられました。
子供さんがこの子を気に入って買って来られたそうですが、結局面倒を見ながら癒された
のは、父母だったとご主人がお話しされていました。
水をやたらに飲みたがりおしっこもちょこちょこ数が増え病院に連れていかれたけれど・・
腎臓の病気が進んでしまっていました。お二人の話し相手になっていた子が居なくなり
暫く寂しい毎日を過ごすことになりました。(自然死・電話帳)
長野市石渡からお連れいただきました。
ウエルッシユコ-ギ-の男の子「カフェちゃん」は、9歳7か月の子でした。
ちょっと早かったお別れにご家族様も言葉少なくて・・・・
ちょうど10年ほど前にもワンちゃんの葬儀をされたそうで、今日はそのご遺骨も連れて
こられ、こちらの遺骨もパウダ-にしてほしいということでした。
先の子の御遺骨の底はカビてきていたので、先ず広げ乾かしてからパウダ-に
そしてカフェちゃんの御遺骨も火葬が済んで機械に納めていただきました。
二つの箱を両手に持たれた子供さん・・・そしてお母様もなにかこれですっきり区切りが
着いたようなとお話をされていました。(自然死・ネット検索)
長野市栗田のポメラニアンの「カイトちゃん」は、15歳9か月の男の子でした。
今朝、早くにお電話を頂戴して、子供さんたちが学校から帰宅してから揃って送りたい
ということでした。
チラチラと冷たい風に乗って舞い落ちる雪・・・そしてご家族様の頬には冷たい泪が・・・・
3世代お揃いになられ、長い間ありがとうと声を掛け、それぞれの胸の中でお別れの
言葉を告げていた事でしょう。(自然死・電話帳)