満月に照らされた我が家を見ながらありがとうと・・・アプリシエイション

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蒸し暑い一日でした。汗が零れ落ちてきます。葬儀の時に上空を見上げて見ると暈(かさ)

がかかっていました。上空には冷たい空気なのでしょうか。

 

長野市松岡1丁目のラブラド-ルレトリバ-黒の女の子「ナナちゃん」12歳10カ月の

お見送りにご家族様の車に乗ってお連れいただきました。昨年末からここまで大きな子

の介護が続いたそうです。体重も衰えていく中ご家族様も毎日心配で看病していたのでし

ょうね。火葬炉に寝かされた子におやつを口元に置いてそしてお別れの言葉を・・・

皆様の口数も少なくただただ合掌されています。

大きな腫瘍が出来てしまいこれが原因だったようです。火葬炉の中でもそれが確認できま

した。そして大きなご遺骨を一つづつ箱に納められ・・・静かなご葬儀でした。

 

長野市西和田にお邪魔しました。茶シロの男の子「まさおちゃん」7歳6ヵ月の家族でした。

ひょっこりと現れた子猫を保護してあげました。その後一緒に参列された女の子6歳が

産まれた時にはお兄ちゃんのようにされていたようです。

前足には点滴用の包帯サポ-タ-が付いています。腎臓疾患によって大きかった子が

小さくなっていってしまいます。茶シロの綺麗な毛並を母子で撫でながら泪を浮かべ

暈が被った太陽を見ながら昇っていきました。

 

今夜は満月を迎えます。きっとその大きな月に照らされた我が家を虹の橋から眺め・・

みんなありがとう・・楽しかったよと子達が言ってくれるでしょう