誰もが必ず経験した事のある分離不安・・・アプリシエイション
りんごが日毎に赤い色を濃くしています。暫く朝も暖かな思いをしていましたが・・・
気候も良かったのか今日はご葬儀の相談のお電話くらいで火葬は休ませていただきました。
みんな元気に過ごしているのでしょう。こういう日はほっとします・・・・・
ペットロスは正常か異常かと言う事が良く言われます。
毎日の泪を浮かべる飼い主様の姿は異常ではなく全くの正常の事だと思います。
それは愛情を持って暮らして来た子との別れですから・・・それは悲しみだけでなく
分離不安が現実にあるからです。
皆さんは殆ど覚えていない生後7~8カ月の時からその分離不安を経験しています。
それは養育者(主にお母さんでしょうか)から離れるとことを示す不安反応です。
極度の後追いや しがみつき、分離が予想される場面で激しく泣く、そして分離した後に
泣き続けるか抑うつ的になるなどがあります。そして再会した時に母親を叩く反応があります。
人みしりの時期に始まり人の永続性の認知によって、一時的な分離は永続的な喪失で無い事が
理解される1歳後半にはほぼ治まって・・愛着が強く形成されていれば強い分離不安は
起こさないようです。
強い愛情で暮らして来たペットとの別れ・・それは飼い主様がペットの愛情に満足されて
過ごしてきました。だからそこには当然分離不安を感じるのは当然です。
分離不安になると・・ペットに関して飼ったことが無い人、動物嫌いな人は言います。なんで
犬が死んだからそんなに・・、猫なんていくらでも居るじゃない、ハムスタ-くらいで・・・
そんな陰口が聞こえてきてしまいます。理解できない人からそれは偏見の言葉や態度が特
に入ってきてしまう事から不安になり抑うつになってしまうようです。
先ずそんな言葉や態度を気にしない事です。不安は異常ではなく当然の事が起きているからなのです。
気にせず無視している事により必ず立ち直れます。ともに過ごしたあの子がちゃんとついて
いてくれますから・・・