ご家族様の泪で送られて旅立って・・・・アプリシエイション

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牧場でのんびり過ごして来たシ-ズンも間もなく終わりそれぞれの牛舎に帰って

いくのでしょうね。又来年の春になったら・・・

 

 

長野市篠ノ井塩崎の雄犬の「リリィ-ちゃん」16歳と頑張った子のご葬儀でした。

お母様と息子さんでの見送り・・駐車場の車の火葬炉に抱きかかえてこられ納めて・・

ご家族様のリリィ-と呼ぶ声には応えてくれる事は無いとわかっていても

病院にも通いながら頑張っていたのでしょう・・臀部に大きな塊が見えています。

そして良いですと声をかけられ扉を締めようとしたとき・・もう一度と息子さんが撫でて・・

お二人の家族の一員とのお別れになりました。お骨上げの頃畑仕事から昼に戻るご近所の

方もお骨を拾っていただきました。(病院様ご紹介)

 

長野市桜新町のリピ-タ-様が事業所にお連れいただきました。

ネザ-ランドドワ-フの女の子「ピノちゃん」まだ三歳の若い子でした。昨年の1月は

10歳のプチちゃんでしたが今回は余りの早いお別れにお嬢さんも泪しています。

火葬炉に寝かされた子の一部の毛が治療の後遺症で赤く染まってしまって・・・

点火した時に冷たい冷たい泪の雨が落ちて来ました。

明後日の満月には、プチちゃんとピノちゃんがきっと手を振っていてくれるでしょう(リピ-タ-様)

 

良くご家族様にお聞きすることがあります。上の二件とは無関係で一般的な事です。

病院に行っては見たのですが原因が判らず息をひきとってしまったと・・・

原因が判らないままだとご家族様がペットロスになってしまったり、いつまでも忘れる事

ができない事の原因にもなります。獣医さんによっては、今後の為にも病理解剖(病死であることが明らかな場合に,病変の確認,診断や治療の批判,反省などの目的で行われる解剖剖検は,全身の肉眼的観察と,種々の臓器から採取した組織片の顕微鏡的観察から成り,獣医はこれをもとにして,ペットの最終的な診断を下す。病理解剖所見と臨床所見とを対比させて病気を検討することは,医学の発達のためにきわめて重要なことである。)

をさせていただきたいという事を申し出られる事もあるようです。解剖と聞くとダメと言

ってしまいそうですが、納得できるための手段でもあるのです。これから再び飼う事もある

でしょうし他にも飼われている子がいるならば自分の為にもなります。

火葬を毎日してご遺骨の状態とか黒く残る灰などみているとご家族様の言われる原因が違

うのではと素人ながら思う事がございます。火葬をしてしまってからでは全く原因は解り

ませんから・・・・

又通院、入院していて原因もあやふやでで納得できないと言われるご家族様も

いらっしゃいます。そんな時は獣医さんに「経過報告書」を依頼することもできます。

経過報告書は詳細に記載されていて説明も理解できるようにしてくださる獣医さんは

信頼をされているようですね。