心配させてごめんね・・・・16年間楽しかったよと

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季節がすすみ最近目にするのは黄色いセイタカアワダチソウがススキと競って咲いて

きています。昔は見る事の無かったこの黄色い花です。一斉に咲いていると中々綺麗で

目を楽しませてくれています。

 

千曲市杭瀬下のウエルシュコ-ギ-の男の子「アレックちゃん」16歳3カ月をご家族様の

車のシ-トに乗せてお連れいただきました。

申込書に事故死と書かれたのでどうされたのかお聞きすると、昨日の夕方日課の散歩の

最中にリードをぐっと伸ばし切って駆けだし川の中に・・・・15㌔ほどある体格の良かった子で高齢でもあり目、耳が不自由になっていたこともあり抱き上げた時は既に・・・・・

突然目の前でのお別れになってしまった事もありご家族様の喪失感は計りしれません。

ご家族様の泪を流された後突然に強い雨が落ちて来ました。アレックちゃんがご家族様に

感謝して16年間の想いを降らせてくれているような・・・

骨太で16歳には思えないしっかりしたご遺骨を一つづつ箱に納められ・・・・

まだまだ頑張れた子だったんですと小さくなってしまった子を抱いてお帰りになられました。(ネット検索)

 

このように突然ペット喪失をするとペットロスになる恐れがあります。出来る限りご家族

様のお話をお聞きしております。

一般的にペットロスになってしまうプロセスが段階で考えられます。

①      

昨日の今日ではきっと失った事を認められない感覚だったと思います。いわゆる無感覚な

段階で現実的な事と理解できない

②      

そして今後は自分たちに向けての怒りが・・喪失した子を思慕し散歩した道を歩き探し求め

る日々が暫くの間あるかもしれません。この段階でもう居ない事を理解できればこれ

以上ペットロスに陥る事もないのですが・・

③      

死後、混乱状態になり絶望感を感じてしまうと毎日が何も手に着かず仕事にも・・・

この段階になると危険な事も起きてしまいます。鬱状態にもなりかねません。

死を認める事をご家族様も一緒に認めるようにしなくてはなりません。

 

①     ②③の段階はありますが再建の段階に進んでいくことが必要です。

一つの方法ですがペットの葬式です。仏事を執り行う事も一つの方法だと

おもいます。仏事であれば公の場としてそしてそこで思いきり泪を流してしまう事

です。菩提寺の住職にお願いすればきっと執行してくださいます。

アプリシエイションでの火葬時も一つの場でもあります。そこはある意味公の場で

もあり執り行うスタッフも真剣に当たらせていただいています。