最期にご家族様とお別れが出来て良かったです・・・アプリシエイション
夕方の野沢温泉村は県外車で混んでいました。
迎え盆の今日は久しぶりに雨降り・・その雨はお別れの涙の雨のようでした。
お迎えする日に何故か沢山の子達を送る日になってしまいました・・・
最期にお邪魔したのが野沢温泉村豊郷でした。街中は温泉利用の観光客が沢山いました。
ロシアンブル-の男の子「アロンちゃん」12歳4か月です。昨日変わり果てた姿で帰ってきたのに
ご家族様は病院へ・・でも手の施しようがなく・・・なんと3年半ぶりの帰宅だつたのです。
私も始めてのケ-スで何とお話していいものか・・・拉致されていたのです。
誰にでも腹を見せる程気の良い子でした。観光客の後にも就いていってしまうほど・・姿が見れなくなり
ご家族様も探して探して、わかったのが近所に住むお年寄りが餌付けをして囲ってしまったのです。
ご家族様も一度二度は返して欲しいと・・でもその方は全く聞き入れずに・・逆上されて、ご家族様もこれ以上は
言えなくなってしまいました。 (これはもしかして窃盗犯罪に当たるのではと思いました。)
月日が流れ昨日、ひょっこり帰ってきたのです。でもその姿は三年前とは大違いの痩せ細った姿でした。
そして今日・・・優しいご家族様の事を忘れずに最期の場所として帰ってきたのかもと奥さまが・・・
アロンちゃん、もつと早く帰ってきたかったのでしょうね。
降り続いていた雨がお骨上げの頃にはすっかり止んでいました。