手から毎日ごはんをあげて…アプリシエイション
曇空の中、午前の涼しい風が時折吹いて庭先の木々を揺らして。
いつも眺めていたお庭先でのお別れでした。
長野市上松の「リッキーちゃん」紀州犬のミックス、15歳の男の子でした。
あまり愛情表現をするのが得意な子では無かったとおっしゃっていました。
人の言葉は話せないけれど、大切に思っていた気持ちはきっと伝わっていますよ。
息子さんが高校生の頃、まだ2ヶ月だったリッキーちゃんを連れて来て、
始めは動物嫌いだったお母様も、お家へ迎えてからは
毎日手からごはんをあげるほど、可愛いがるようになったそうです。
年明け頃から調子を崩して、歩けなくなってからも献身的に介護されていました。
まだ頑張ってほしいと思うご家族の思いとは裏腹に…昨日息を引き取り…
うちに来てくれて本当にありがとうと…
リッキーちゃんは風にのって空へ…安らかに。
(火葬担当:丸山)