虹の橋の春に一足先にゆかれました・・・・アプリシエイション
寒くても芽がふっくらとしてきました。
老衰と書かれた申込書が三通。同じ日に長寿の子達が旅発ちました。
長野市上松の日本猫の女の子「小梅ちゃん」20才3カ月でした。
痩せてしましましたが、真っ白な毛並みが整えられて
御家族様に抱かれて、そっと火葬炉に納めていただきました。
病気も殆ど無くて元気に過ごしていたようでした。
以前に亡くなっている猫ちゃんの骨壷の横に小梅ちゃんを安置してあげますと・・・
長野市稲里町の甲斐犬の男の子「サキちゃん」15才でした。
特有な黒毛のがっしりとした御遺体を御家族様で火葬炉に・・
元気なころは散歩も楽しんでいたようです。
御遺骨も結構大きな立派な形で残り御家族様の悲しみを誘っていました。
サキちゃんとの別れが奥さまはショツクも大きかったのでしょうか、言葉も殆どでませんでした。
長野市吉田の男の子のチワワ「チャッピ-ちゃん」13才6カ月でした。
1㌔も無いほど痩せていましたが、奥さまが可愛がっていたのでしょう。
火葬炉に納めた時、大粒の涙が零れて白い敷き紙の上にいくつもの跡が・・
お骨上げの時も、思いが詰まられ、再び涙が・・
愛されて愛したチャッピ-ちゃんとのお別れでした。
松本市里山辺のセキセイインコの女の子「チルちゃん」8才2か月でした。
黄色い羽をたたんで寝ているような御遺体で・・
転勤される御家族様と一緒に、東京・静岡・青森、そして松本で・・・
どこに行くにも一緒になって、良くお話ができたお利口な子でした。
これからも、一緒に付いて行くことでしょうね。
チルちゃんの小さな御遺骨を小さな壺に納めてゆかれました。
共に過ごした家族として十数年という年月を思い出して下さい。
命あるものとは、必ずお別れがやってきます。
その時にどんな形で見送りをされるのか・・・
春を待てずにお別れになってしまいましたが、
皆、皆見時の橋に昇って、いつか家族の方との再会を
いつまでも、いつまでも待っているのです。