御主人が帰宅するまで、最期の力を振り絞り・・
里山の紅葉も真っ盛りになりました。
長野市柳原のマルチ-ズ「ももちゃん」13歳3カ月の女の子でした。
前日に御家族様がペット火葬の下見においでになられました。
初めての事ですから、慎重に我が子を送る場所を考えられて
いたと思います。結果お電話を頂戴して、夕方6時半に
御主人に抱かれてこられました。
ご夫妻が入籍された時から一緒に過ごしてこられたそうで、二人の
大切な大切な家族の一員でした。二年ほど前から病気がちになり
長野市田町の獣医さんに通われていたそうです。亡くなった事を報告に
行くと、頑張ったのにねと、お供えにお花をいただいてきたそうです。
御遺骨を抱かれてお帰りになり、弊社の祭壇に安置して供花が置かれる
ことでしょう。お二人の悲しみ、ももちゃんも別れたくなかったでしょう。
動けなくなってしまった夜も、御主人が帰宅するまでは、意識があったそうで
最期の言葉を待っていたのでしょうね。そして・・・虹の橋へ