若かった子もご長寿の子にもありがとう・・・アプリシエイション

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昨日は、猫ちゃんのお見送りが3件でした。猫ちゃん達に何かあったのかしら。

 

長野市七二会から弊社にお連れいただきました。

大きな子で「むさしちゃん」男の子の12才6カ月でした。

殆どお部屋で過ごしていた子でしたが、体に病気が蝕んでしまい

残念ながらのお別れに・・・

前の晩は、年上の遊び仲間の猫ちゃんも元気が無かったそうです。

ご家族様の愛情がいっぱいで過ごしてきた、むさしちゃん・・・

沢山の遺骨をご家族様が一つ一つ丁寧に箸を合わせて納めていただきました。

帰り際に、お車のナンバ-を見たら、634番でした。愛されていたんですね。

 

長野市稲里からお呼びいただきました。

ちいちゃな白い雄猫で「しぃちゃん」まだ9カ月でした。

昨年飯田市の保健所で十数匹の猫の里親探しをお知りになられました。

遠路飯田市までお出かけになり、何匹も連れてこられたとの事でした。

ちいちやな白いしぃちゃんは、長野に来てからご家族様のお知り合いが

可愛いから欲しいと随分申し出があったそうです。

残念ながら病が解り手当てしても、人にお渡しできるまで完治しないで・・

ご家族様が、この子の子供が産まれてDNAは残されているんですと・・

 

千曲市八幡からお呼びいただきました。

雌猫の「ハナちゃん」18才7カ月でした。

前日の雪解け水が落ちてくる春のような陽気になり善光寺平が綺麗に見える場所でした。

こちら様は、19年間ご長寿で過ごした子とのお別れ・・・

火葬炉に納めさせていただいた時に、白い敷紙がポツン・ポツンと濡れて行く・・

雪解け水かと思いましたが、ご家族様の大粒の涙の痕でした。

ハナちやん、長い事ありがとう・・と 声を掛けられているお姿が

八幡の青空高く昇ってゆきました。

 

どちらの家庭も猫ちゃんを愛される優しいご家族様でした。

若かった子もご長寿の子も皆、虹の橋で出会っていると思います。

そして病気も治り、元気を取り戻していつまでも待っている事でしょう。